#
中世のお姫様のようなドレスや、美術館や宮殿にある貴族の肖像画で見られるような服装を現在のウィーンの本流の舞踏会で着ている人はいません。本舞踏会では、ウィーンの舞踏会のスタイルを皆さんに楽しんでいただきたいと考えておりますので、ドレスコードにご協力をよろしくお願い致します。ウィーンで開催される本流の舞踏会ではほとんどの場合、女性のドレスコードはロングドレス/イブニングドレスと定められています。そしてドレスの長さは、“Bodenlang“「床まで届く長さ」と書いてあります。しかし、本当に床まで届く長さですと、ダンスのときに踏んでしまいますので、ダンスシューズを履いて、裾が地面から少しだけ離れる程度の長さをおすすめします。これなら踊るときにも邪魔になりませんし、見た目も美しいです。ウィーンの舞踏会の会場入口でドレスをチェックする点は、「踝(くるぶし)が隠れるまでの長さがあるかどうか」です。くるぶしが見えてしまうくらい短いと、入場を断られることがありますが、くるぶしが隠れる長さがあれば、床まで届く長さがなくても大丈夫です。