今年2025年は、ヨハン・シュトラウス二世の生誕200周年を迎える特別な年です。この記念すべき年を祝うため、特別なコンサートやイベントが世界各地で開催されます。ウィーンでも「Wien in Strauss und Braus 2025」と銘打って1年を通しての行事がスタートしました。
ドイツ語が分かる人でもこのテーマを理解するのは少し難しいと思います。ドイツ語の諺に「in Saus und Braus」という諺があります。
この諺は「あり余る富を持ち、贅沢で豊かに暮らす」ことを指す言葉です。これをもじって「Saus:ザウス」と「Strauss:シュトラウス」をかけた言葉遊びのようです。なんともおしゃれで素敵なテーマですね。ちなみにヨーゼフ・シュトラウスの作品に「Saus und Braus」というポルカ・シュネル(Op. 69)があります。
ウィーンでの「Wien in Strauss und Braus 2025」1年間の予定は以下をご覧ください。https://www.johannstrauss2025.at/
現地取材: 代表理事 古川隆