ウィーンの舞踏会では記念式典の際に上演される記念演奏は参加者の楽しみになっています。ウィーン気質舞踏会2025ではヨハン・シュトラウス二世の生誕200周年に敬意を表してシュトラウスのオペレッタで最も有名な「こうもり」を記念演奏に選びました。オルロフスキー公爵邸での舞踏会シーンである第2幕から抜粋で上演します。演奏するのは日本オペレッタ協会所属の気鋭の若手歌手たちです。今回は協会の田代誠理事長によるオリジナル台本による演出で、会場の『芙蓉』がオルロフスキー公爵邸舞踏会場に早変わりすることでしょう。
<プロフィール>
長崎佐世保、海軍の街に生まれ、西海の海に育ち、東京音楽大学・文化庁オペラ研修所第四期生を経て(故)五十嵐喜芳総監督率いる藤原歌劇団へ正団員入団。数多くのオペラで活躍。世界的著名な歌手、演出家、指揮者と数多く共演。藤原歌劇団発足以来、初の総監督賞受賞、ジローオペラ新人賞、五島記念文化財団オペラ新人賞等、受賞歴も多い。イタリアオペラを中心に長年主役として活躍すると共に、サッポロビールのテレビCM等にも出演。オペラを愛し、子供のための民話オペラの脚本も手掛けている。MARCO PRODUCE♪主宰。つくばオペラ総監督、元藤原歌劇団正団員。日本オペレッタ協会理事長。