今回の仮面舞踏会では20代から80代まで幅広い年代の参加があり、最高齢は88歳の男性でした。また米国からの参加者もあり、国際色豊かな舞踏会となりました。参加者の三分の一がダンスのベテランやプロダンス教師で、ベテランが初心者を優しく誘って踊る姿も随所に見られ、WBOが目指す「社会生活の一部としての交流の場」が実現していることが感じられました。
2026年5月17日(日)17:00(16:30開場 20時30分終了)
場所:東京都渋谷区本町1丁目1番1号 新国立劇場内3F
「レストラン マエストロ」
主催:Wiener Blut Ball(ウィーン気質舞踏会)運営機構(WBO)
後援:NPO法人日本オペレッタ協会、一般社団法人日本クラリネット協会、日墺文化協会
5月17日の仮面舞踏会にご参加いただいた皆さま、ご支援・ご協力をいただいた皆さま、誠にありがとうございました。おかげさまで過去最多の参加者を迎え、盛会のうちに無事開催することができました。
今回の仮面舞踏会では20代から80代まで幅広い年代の参加があり、最高齢は88歳の男性でした。また米国からの参加者もあり、国際色豊かな舞踏会となりました。参加者の三分の一がダンスのベテランやプロダンス教師で、ベテランが初心者を優しく誘って踊る姿も随所に見られ、WBOが目指す「社会生活の一部としての交流の場」が実現していることが分かりました。
当日の模様を写真とともにご紹介します。
記念式典では、オペレッタ歌手・ソプラノ岩田有加によるオペラアリア、レハール作品、そしてシュトラウス『こうもり』より名曲が披露されました。
曲目と出演者は以下の通りです。
○ プッチーニ:歌劇『ジャンニ・スキッキ』より「私のお父さん」(O mio babbino caro)
○ レハール:喜歌劇『メリー・ウィドウ』より「ヴィリアの歌」(Vilja-Lied)
○ J.シュトラウスⅡ:喜歌劇『こうもり』より「侯爵様、あなたのようなお方は」(Adele's Laughing Song)
○ J.シュトラウスⅡ:喜歌劇『こうもり』より「チャールダーシュ」(Csárdás)
出演者:岩田有加(ソプラノ)、柳津昇子(ピアノ)、古川隆(クラリネット)
記念演奏の後には、舞踏会の名物である「こうもりカドリール Op.363」1番を、代表理事・古川隆の指導のもと全員で踊りました。過去の舞踏会での練習の成果もあり、非常にスムーズに進行し、時折のステップミスも笑いに変わる和やかな時間となりました。古川代表理事からは「次の舞踏会ではいよいよ6番に本格的に取り組みます」との言葉もあり、会場は期待に包まれました。
今回の舞踏会は仮面舞踏会として開催されたため、特別企画として女性参加者を対象に「WBB-RD マスク・コンテスト」を実施しました。参加者が身につけた仮面の佇まいと、当夜限りの“仮面名”が生み出す世界観を総合的に味わい、会場の投票によって受賞者を決定しました。
受付では番号入りの胸元カードをお渡しし、参加者自身に仮面名をご記入いただきました。その後、ダンスや交流を通じて魅力をアピールし、記念会食前に全員による投票を実施しました。
・優雅さと気品を体現した2名が同時受賞
・仮面の繊細な装飾と落ち着いた佇まいが印象的
・会場でもひときわ視線を集める存在感
● 仮面名:レティシア・オルレアン(東京都 M.I.さん)
● 仮面名:Lumière de Rose(ルミエール・ド・ローズ)(東京都 F.T.さん)
・仮面と仮面名が織りなす独自の物語性が高く評価
・仮面の陰影と静かな存在感が“ミステリアス”そのもの
● 仮面名:バットゥマンデールノアール(黒い羽ばたき)(東京都 M.K.さん)
本コンテストは、仮面舞踏会ならではの趣向として、参加者が本名ではなく“もう一人の自分”を名乗り、装いと物語性を楽しむことを目的に実施しました。仮面と仮面名が生み出す一夜限りの姿を、会場全体で共有する豊かな時間となりました。
WBOでは今後も、舞踏会の文化的価値を高める企画を継続し、参加者が豊かな交流を楽しめる場づくりを進めてまいります。
WBO代表理事・古川 隆による記念式典でのあいさつの要旨は以下のとおりです。
「本日の舞踏会には20代から80代まで幅広い世代の皆様がご参加されており、米国からの参加者も含め、互いへの敬意を正統派の装いで示す社交の場が実現しています。深く感謝申し上げます。自分がダンスを始めた頃、日本の典型的なダンスパーティーでは“厳しく容赦のない言葉”の洗礼を受けました。パーティが和やかな交流よりも『ダンスを踊ること自体』を目的としていたため、技術が未熟な参加者にとっては非常に肩身の狭いものでした。
このウィーン気質舞踏会は、技術を競う場でも練習成果を披露する場でもなく、ダンスをきっかけに紳士淑女として言葉を交わし、新たな人間関係を育む『社会生活の一部としての交流の場』でありますので、どうかご安心ください。初心者の方はステップの誤りを恐れず前向きに楽しんでください。ベテランやプロダンス教師の皆さんには、男性は心の広いリードを、女性は温かい笑顔でのフォローを通じて初心者を包み込む包容力を発揮していただきたいと思います。それが舞踏会全体を和やかに楽しくすることでしょう。
この舞踏会では第1回目より文化芸術を共有する時間を大切にしています。今回は新進気鋭のオペレッタ歌手による記念演奏をこのあと行います。一流の文化芸術を共に鑑賞し、その感動を分かち合い語り合うことこそが豊かな社交の本質であると考えます。
WBOでは、舞踏会を一過性の流行で終わらせるのではなく、誰もが安心して参加できる公平なルールのもとで長く楽しめるよう、現在NPO法人化の手続きを進めています。今年度中の認可を目指しています。
最後に、本日は年齢・職業・国籍・ダンス経験を超えて出会える“本流の舞踏会”を存分に味わってください。くれぐれもお怪我のないようにお願いします。」
WBOでは、2026年度に複数の舞踏会開催を予定しています。詳細は今後随時公式サイトにて発表します。
https://wbo.jp/
▼ 2026 The Autumn Practice Ball(練習舞踏会)
10月11日(日)16:00 開会(15:30 開場/19:30 終了予定)
申込:2026年6月より受付開始予定(先着順・定員になり次第終了)
▼ 2027 New Year BALL in Restaurant
2027年1月23日(土)17:00 開会(16:30 開場/20:30 終了予定)
申込:2026年10月中旬より受付開始予定(先着順・定員になり次第終了)
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